前回の記事はこちら。
結局、新たに購入したHDDをうまく認識させることができず、ほぼ全てのデータを一度別のNASに待避する作業を行い、故障したLink Stationは故障した方のみを新しいHDDに交換して一度ブラウザメニューから「ディスクの完全フォーマット」を行うことにした。
両方一度に交換できないのはこのLink Stationのシステム自体がHDDに使用されているからである。
そのため、「ディスクの完全フォーマット」を行ってみたところ初期化されて問題なく使用できる状態になった。
(ちなみに完全フォーマット作業に36時間以上かかったことを付記しておく)
その後、初期状態のRAID0からRAID1にRAIDモードを変更し、真っさらな状態で使えるようになった。
今回は、残りのHDDも安全をみて交換したので、一度ディスクを取り外し、再度RAIDアレイの再構築を行う作業を行った。
(約12時間)
なお、今回の作業で何となく判明したのだが、HDDは純正同品である必要はなく、同容量かそれ以上であれば使用できると思われる。
(ま、Link Station自体が公式にLinuxベースにつくられているとあるので、RAIDはLinuxのソフトウェアRAIDを使用していると考えるのが自然だからね)
というわけで、今回は見送ったが次に故障したら(しないに越したことはないが)2TBx2台構成に格上げしようと考えている。
なお、今回の作業の反省点。
- HDDにエラーが発生した場合、速やかにLink Stationの設定を変更しタイマーでの電源ON/OFFをストップする
- 速やかに代替HDDを用意してエラー側のHDDマウントを外す
- 電源を切ってエラー側のHDDを交換し、マウントし直しRAIDアレイを再構築する
こうすればほぼ無駄に何十時間も費やすことなくNASを稼働することができたと思われる。
(ま、またいい勉強になった)
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